住まいにサビ(錆)が発生?!
おはようございます😉✨
新潟県新潟市で外壁塗装・屋根塗装・雨樋調査・足場工事を行っておりますみなとペイントです✨
気になる住まいの「サビ(錆)」。
家の鉄部にサビができてしまうと、見栄えが悪いだけでなく資材の老朽化が起こっているというサインになります。
また、サビが建築資材の内部にまで浸食すると、家の防水性や断熱性が低下して、
最悪の場合壁の倒壊に至る恐れも…
家族のためにも、安全に暮らせる住まいを維持して快適に過ごしたいものです。
それには、サビを除去することやサビの発生を防止する対策が重要となります。
住まいの耐久性や防水性を向上させ、住まいを長持ちさせるメンテナンスを計画しましょう!!
1.そもそもサビ(錆)ができる仕組みとは
サビができる原因は金属の腐食との深い関りがあります。
まず、サビができる仕組みについて確認しましょう。
サビ(錆)は腐食
サビは金属の腐食が進行することで発生する「金属酸化物(腐食生成物)」です。
腐食とは、化学反応を起こしその物の形や機能が損なわれることを指します。
一般的にイメージしやすいサビは、鉄(Fe)が全面腐食した状態ではないでしょうか?
腐食が進行した鉄表面には酸化被膜(酸化膜)が生成され、それがサビです。
サビができる環境や状況によって異なるため、性質もさまざまです。
鉄部がサビたときの色は、黄色・茶色・茶褐色・黒色が一般的です。
厚さや個体の大きさによって色も変化します。
2.外壁塗装をしてもサビ(錆)が出る理由
非常に稀ですが、外壁塗装工事をしたにも関わらず、サビが発生することがあります。
外壁塗装をして3年以内にそのサビが発生したのであれば、それは早いと判断してよいでしょう。
では、なぜ外壁塗装をしてもサビが発生してしまうのでしょうか。
その理由について解説します。
時間経過による防水性能の低下
サビが発生するメカニズムの中で、水と酸素が大きく関わっていることを説明しました。
鉄にサビが発生する一番の原因は、水の影響です。
外壁塗装されたばかりの美しい外壁は、塗料の防水効果によってサビが発生しにくい状態を保っています。
しかし、時間の経過によってその効果が弱まり、雨が降ると外壁に水分が溜まりやすい状態となります。
防水性能が弱まった状態で鉄部が水の影響を受けるため、サビができるというわけです。
もらいサビ
モルタルなどの金属を含まない壁やサビにくいといわれるステンレス部材にサビができることがあります。
これは「もらいサビ」の可能性が高いと見られます。
「もらいサビ」とは、他で発生したサビが雨や風の影響によって、別の物に移ってしまう状態のことです。
サビにくい素材の壁に「もらいサビ」が発生すると、サビの進行が早く壁内部の劣化に至る場合があります。
もらいサビの発生を防ぐためにも、サビが発生しやすいものは、建物の近くに置かないように注意しましょう!!!
「もらいサビ」しやすい対象物
・自転車
・照明
・フットライト
・脚立
・ホース
・スコップ 等
3.主な防サビ(防錆)対策
長く安心して暮らせる住まいを維持するためには、外壁にサビが発生しないよう対策が大切になります!!
サビ止め塗料を塗る
サビ止め塗料は、サビが発生する前に塗る防サビ剤です。
金属の表面に塗ると表面に塗膜を作り、サビの原因となる水や酵素を除去・遮断して、サビや腐食を防ぐ効果があります。
しかし、サビがすでに発生している部分に塗っても効果はありません。
サビの箇所にサビ止め塗料を塗ってしまうと、水分を吸収して酸化する原因にもなりますので止めましょう!
酸で洗浄する
サビ落としに効果のある酸は、クエン酸とリン酸です。
身近にあるクエン酸は、進行していない軽度の赤サビであれば除去が可能です。
しかし、クエン酸は進行している赤サビには効果の低い成分といえます。
進行している赤サビには、「リン酸」を主成分とした製品を使用しましょう。
リン酸は、すでに発生している赤サビにも効果があり、発生も防ぐ効果もあります。
【サビてしまっている場合】塗料で酸素と水を遮断
防サビ対策に最も有効な手段は塗料です。
すでにサビてしまっている部分に有効な塗料は、酸素と水を遮断する成分のものです。
専門業者に頼む
資材内部にまで浸食したしつこいサビには、それに適した塗料の選択や適切な塗装工程を踏む必要があります。
そのため、素人の知識や技術では根本的な改善は難しく、サビが消えたとしても再発する恐れがあります。
安全で快適な住まいを維持するためにも、サビの除去は正しい知識や高い技術を持った塗装専門業者に依頼するのが一番です。
外壁塗装業者に外壁塗装を依頼すると、外壁のサビの状態を正しく見極め、適した塗料の選定・塗装を行います。
さらにサビの再発を防ぐために、下地調整から適切な工法で補修と塗装を行うため
長い目で見ればプロに依頼する方が安心で経済的といえるでしょう。
サビ止め塗装は見た目に現れるものではありませんが、数年後のサビの状態には明らかな違いが実感できます。
▼まとめ
・サビは腐食することで発生する
・サビのメカニズムには水と酸素が深い関りを持っている
・外壁塗装をしてもサビができる原因に「もらいサビ」がある
・外壁の内部にまで浸食したサビは素人の処理では補修不可能
・サビの根本的な改善は専門業者に依頼するのが一番
サビは鉄部の劣化において、最悪の状態といえます。
外壁の塗膜の劣化を簡単に判定できるのは「チョーキング」症状の有無です!
外壁に触れてチョークのような粉がつくようになったら塗り替え時期だと考えてよいでしょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました❣
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